♬「鎌田邦裕フルートリサイタル~笛吹絵巻~」トーク
📩 佐藤 雄喜(83回生)
佐藤雄喜より鎌田邦裕さんへ
17日はお疲れ様でした。 同窓会総会の時は受付をしており ほとんど演奏を聴けませんでした。 この度のコンサート、大変感動しました。 息遣いまで聞こえてきて小ホールというのも良かったと思います。 私の感想です。 皆それぞれ良かったですが
1番 舞
2番 鶴の巣篭もり
3番 フルート協奏曲
あの演奏は楽譜通り吹くとああゆう風になるんですよね?
クラシックは、あまり知らないですが ジャズ好きの私には素晴らしい息のつく間もない即興演奏に聴こえたんです。 知ってるフルーティストはジャズのヒューバート・ローズと秋吉敏子の旦那さんのルー ・タバキン、 あとはクラシックのジャン・ピエール・ランパル と鎌田邦裕さん。
ジャン・ピエール・ランパルとジャズピアノトリオのCDを昨年買いました。 40年ぐらい前に聞いて良かったなぁって突然思い出したんです。 これが軽快で爽快なんです。 鎌田さんはジャズをどのように考えてるのかは分かりませんが ウィズ ジャズトリオとか、ぜひ聴いてみたいです。 これからも大活躍、期待してます!
鎌田邦裕より佐藤雄喜さんへ
この度はご来場いただき、誠にありがとうございました。 演奏のこと、お褒めいただき本当に嬉しく思います。ありがとうございます。 また、ランパルと並べてくださるとは!笑
楽譜通り吹けば似たようなものにはなるかもしれませんが、AIと人間の違いのように、 音色も違えば出てくるオーラやエネルギーの違い、間の取り方や選ぶ色の違い、 人間が演奏する以上同じものにはなり得ないものかなと思います。
佐藤さんは、ジャズがお好きなのですね! 今回の演奏は邦楽の影響を受けているものばかりだったので、 プレトークでもお話しした「自由な伸び縮み」のように、ある程度奏者のその場の判断 に任されているところも、 いわゆるクラシック音楽と呼ばれるものよりは多分にあったと思います。
邦楽というと歴史や伝統を感じさせるのに、クラシック(西洋)の枠組みにはめるとモダンになるという、 不思議な感覚もありました。
私は即興はできないので、書き譜をそれっぽく吹くということになるかと思いますが、 ボーリングなどの作曲家が、ジャズ組曲(もしかするとランパルの演奏もこの曲かも知 れません。)などが書いているので、 いつかはやってみたいなと思っております。 ジャズもクラシックから派生した音楽なので、お互いの世界を行き来できれば最高ですよね!
来年はまた趣の違った会にはなると思いますが、皆様に楽しんでいただけるよう、精一 杯努めてまいります。 今後も変わらぬ応援の程、何卒よろしくお願い申し上げます。
※(事務局より)2023年2月17日「東京公演」の際のご感想でしたが、ネタバレになる恐れがあったため、ご了解のうえ、3月18日「山形・庄内公演」終了を待って掲載させていただきました。